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低金利時代にシステムトレードの優位性

2009/06/11

ここ最近、「システムトレード」と呼ばれる分野が、広まりを見せております。

弊社組成ファンドでも採用しているトレード方法なので詳しく、そしてできるだけ分かり易く解説致します。

トレード方法は「裁量トレード」、「システムトレード」に分類できます。

一般的に、株式売買されてる方などは、ほとんど前者であります。

「どこどこの会社が好きでよく利用するから、そこの株を買ってみた」
「また原油が値上がりしそうだから○○を買った」

個人投資家が中長期で保有する場合は、有効な手段であると思いますし、トレンドに乗れた時は、大きな利益の可能性もあります。仮にマイナスになっても、「待てる」ことがメリットの一つです。

デイトレードや、スキャルピング(超短期売買)を、手動で行い大きな利益を出されている方が、雑誌などで紹介されておりますが、大変な労力や、精神力、資金力が必要とされます。短期トレードで勝ち続けてる人は、ほんの一握りであるかと思います。

では「システムトレード」は?

言葉のイメージで「なんとなく冷たい感じがする」と伺った事があります。

実は、その通りでその「冷たさ」がシステムトレードの強みです。
一定の売買ルールに従って、一切の感情は入らず、売買を繰り返す。

一人の人間が、24時間マーケットに張り付き、売買することはほぼ不可能ですし、複数人で、24時間運用して、コストや各人のメンタルリスクを考えると、賢明な選択肢とはいえません。

日々、10回20回のトレードから、非常に小さな利益を積み上げていくことで、年間のパフォーマンスを創りだしていくような感覚です。ただ、システムトレードの商材は、多種多様で、優秀なものを選別する事は非常に、困難な側面もあります。

弊社組成ファンドは、裁量トレードと、システムトレードを組み合わせて、運用しております。マーケットに大きな方向感(トレンド)が出ていない時は、システムトレードに優位性があると考えておりますので現在は3:7程度の割合です。システムトレードの開発そのものは、弊社はしておりません。厳選に厳選を重ね採用しております。

少し話はずれますが、数年前、FXが大ブームになったのは、ご記憶に新しいかと存じます。あの時の為替マーケットは、円キャリートレード真っ只中で、円安方向かつ諸外国の通貨の金利は高い、時でありました。あの時、FXをご利用されてた方は、とにかく買えば儲かるという印象だったではないでしょうか。なにせ、スワップ金利も得られ、為替差益も得られる時でしたから。

このお話のように、はっきりとしたトレンドがある時は、裁量トレードに軍配が上がる可能性が高いと思います。しかしながら、まだ混沌したマーケットがしばらく続くのではないかと考えておりますので、システムトレードを重視しております。

長い文章をお読み頂きありがとうございます。

今後も、不定期ではありますが、お役に立てるコラムを更新していきたいと存じます。

                                                  前田紘孝

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